築120年の梁を活かした和モダンなお住まい

球磨郡あさぎり町にある、曽祖父様の代から受け継がれてきたＴ様ご主人のご実家。
老朽化に伴い、床の軋みや台風時の雨漏り、冬の隙間風などさまざまなお悩みがあり、リノベーションを検討されました。

当社のホームページをご覧いただき、リノベーション工事の実績と、天然木を活かした住まいづくりへのこだわりに共感していただいたことが、ご依頼のきっかけとなりました。


このお住まいで特に目を惹くのは、代々受け継がれてきた立派な梁を活かした開放的な天井空間です。
歴史と風格を感じさせる梁は塗装をし直し、美しさを蘇らせました。
柱を現し（あらわし）にすることで、和モダンな雰囲気を演出するだけでなく、空間全体に奥行きと存在を生んでいます。

さらに、南向きの二間続きの和室を広々としたLDKへと間取りを変更。
暖かな陽ざしが包み込む空間で家族でくつろぐ団らんのひとときを、より快適に過ごせるようになったとご好評いただいています。
また、断熱性能の高いサッシを採用したことで、冬は暖かく夏は涼しい快適なお住まいへと生まれ変わりました。

キッチンや浴室、トイレなどの水まわりも最新設備への入れ替えを行い、省エネ・家事ラクな暮らしが可能に。
壁紙にもこだわり、アクセントクロスが映える空間に生まれ変わりました。
また、水まわり近くに可動棚を設け、ロボット掃除機の収納スペースや日用品のストック置き場として活用するなど、収納計画も工夫を凝らしました。

無垢材の床は、足元から伝わる心地よい暖かさを感じられ、冬でも快適な空間を実現しています。
実際に、Ｔ様ご家族は冬場でもスリッパを履かず、Ｔシャツで過ごされることもあるとのこと。

古民家ならではの梁を活かした趣を感じるLDKや、おしゃれで機能的な水まわり空間など、現代の暮らしに寄り添ったお住まいへと生まれ変わりました。