ガレージが平屋に大変身！
収納で叶えるくつろぎの住まい

球磨郡多良木町のN様邸は、ご実家のお隣にあるガレージを「平屋のお住まい」へとリノベーションされました。

初めてお会いした日、N様は「この場所を住まいにできるのか、雨の日の音が心配で…」と率直にお話しくださいました。新産住拓リフォームの“木の住まい”の事例をホームページでご覧になり、すがる思いでご連絡くださったとのこと。
だからこそ、まずは不安を丸ごと受け止め、暮らし目線で一つずつ解決していくことをお約束しました。

いちばんのご心配だった雨音には、屋根面に厚みのある断熱層をしっかり施工しました。
工事後に迎えた大雨の日、「嘘みたいに静かです」と弾む声をいただき、私たちも胸がいっぱいに。
外のざわめきがふっと遠のき、家族の会話が自然と増える—その静けさが日常の豊かさを叶えてくれます。

内装は、お客様が“一目惚れ”された木のぬくもりが主役です。
足触りのやわらかな無垢床、やさしい表情をつくる天井梁。
壁紙と建具はグレーと白の落ち着いたトーンでまとめ、収納に使うカゴやボックスもご夫婦で色を揃えて統一感を。
遊びに来たご友人からは「カフェみたい」とうれしいお言葉をいただくそうです。
朝はコーヒーの香りが似合い、夜は間接照明で木肌がしっとり映える、そんな時間が流れます。

また、今回のリノベーションの鍵は、暮らしに寄り添う収納計画でした。
・玄関には、帰宅後すぐに上着やバッグを収められるクローク
・季節物や防災用品をまとめられる多目的収納
・リビングは細々した物やおもちゃを“見せずに置ける”可動棚
・寝室には衣替え不要を叶える大容量クローゼット
「使う場所に収める」を動線に沿って徹底したことで、片付けは“作業”から“習慣”へ。
どこに何を戻せばいいか一目で分かるので、お子さまも遊び終わったら自分でおもちゃを片付けるようになりました。「片付けなさい！」の回数が減り、代わりに笑顔と「ただいま！」が増えた—この変化こそ、住まいがもたらす何よりの贈り物だと感じます。

不安を安心に、憧れを日常に。
お客様の想いを丁寧に受け取り、木のぬくもりと賢い収納で形にできたことを、うれしく思っています。
これからもこのお住まいが、ご家族の毎日をやさしく支える居場所でありますように。